Y氏です
十時の休憩のときチエンソーの歯の目立てをしていると、目の前の葉っぱの上に背中にかわいいハートマークの虫が、エサキモンキツノカメムシです。この虫がいるということはミズキという樹木が生えているということです。幼虫はミズキノ葉を食べます。仕事はスギの間伐ですが、周りをみるとミズキの木が多く生えています。ちなみにこの辺りではダンゴノキとよんでいます。
今はもう12月になります、この虫も、もう冬眠するでしょう。私は昆虫や草木、自然が大好きで、休み時間は結構、観察をします。仕事はバリバリしますが。今日はちょっと講釈をしてみます。 まず山に入ったら山で遊ぶということです。チエンソーのつっこみ切りや、追いづる切り、鉈のため切りなど、いろいろ実験することです。それは仕事の上達にもつながります。又、虫やいきもの、草木を見ることによって、その山の生きものの生態系、土壌の質などを知ることができます。見るということは全体を観るということです。安全にもつながります。 余談 昆虫の生態系は実にシンプルで、無駄が無い。必ずその場に合わせた生き方をしています。生きる為に。 例えばガのなかまはコオモりに襲われるときヤバイと思ったら羽ばたきをやめ、落下します。つまり死んだふりです。コオモリは超音波で獲物で獲物を察知しますが、そんなハイテクに対して蛾は死んだふりをして羽ばたきをやめ落下します。実にシンプルです。今の時代見習うことがあるのでは、シンプルイズベスト・・・・ 古いかな、 カメムシの話からなので、くさい話でスンマセン。