今日我が家の庭を見たらごく普通のエビネですが、花を開きはじめていました。
このエビネは、近くの山から数本掘ってきたものです。
十数年かけて、ここまで増やしました。
我が家のエビネの様子
エビネの花
エビネは日当たりの良いところで、夏は日陰になるような
広葉樹の下に生えています。
我が家もまた、木の下で夏は涼しく、春は日の当たる所 に群生させて
います。 今日が咲きはじめで、まだつぼみのところもあります。
もう少しすると、黄色のものも咲くのですが、それは 次回のお楽しみです。
広葉樹の伐採が盛んな時は、子供の足でも、山に入って行き、いろいろな花を
見ることが出来ましたが、今では大人でもなかなか山に入れない状態です。
だれも山の歩く道を、草や枝を払ってくれません。
先代のおじいさんは山に入るとき、必ずノコギリとナタを腰に下げて、ロープを肩に掛け
出かけていました。 山菜を採るとき、通る道の枝を払い、小川に木を切って橋を架け
小さな子供でも一緒に行って自分の山を覚えたものです。
これがあたりまえの事で、皆自分達が作業、又は頻繁に通る為、歩きやすいよう
道を確保していたと思います。
今の山主さん、自分の山がどこにあるか、分からない方が多数いらっしゃいます。
ちょっと遅かったですね>>>
もう少し前、おじいさまが達者な時に案内を受けていたら、よかったですね。
これからでも、もう少し山の事 考えてもらって 自分の山の状態を知ってほしいと
思います。せめて自分の子供には自分の山の場所を案内したいものです。