お墓参りに必ず持て行く花があります。ボンバナです。この花は、栽培するのではなく
自然に田んぼのふち、又は、畑の隅に生えている花です。
お盆が近くなると、咲き始めます。 草と一緒になって生えているので、
草を刈る時、刈らないように残しておきます。
この花とハスの花やオオアワダチソウ(セイタカアワダチソウではない)、ナツズイセン
山里に生えている花を採ってきます。今は花屋さんで何でも買える時代ですが、
昔は、山や、家の近くにある花をうまく利用していましたね>>>>
せっかく近くにあるのですから、利用しないと、と思います。
今年のお盆は、新潟地方あいにくの雨で、お墓参り傘をさしながらのお参りでした。
家の仏壇の前には、ホウズキやハマナスの赤い実、せんべいも必ず下げます。
ご先祖様が早くこられるよう、キュウリで作る馬。帰りはゆっくりお帰り下さいと、
ナスで牛を作ります。 13日から家の前で松をたいて、明かしをつけてお迎えです。
それぞれ地方によってちがう、お盆の行事です。小さい時からのものですから
これからも、続くことでしょう。大事にしてゆきたいものです。