梅雨前の山に入るには一番いい季節になりましたね。
林の中にはまだ低木が葉を付けてなく歩きやすいし風が涼しく、新緑と鳥のさえずりが多く聞かれ山の中にいるには一番いい季節です。
しかしこの時期に多く出没するのは、毛虫と蛭です。特に蛭は近年奥山から里山へと生育エリアを拡大しています。これはカモシカなどの動物が里山や集落に近い場所に出没し、蛭を運んできます。
運ばれてきた蛭は里山の林の中が手入れされてなく、日が差し込まない絶好の環境なので居ついてしまいさらにエリアを拡大します。
里山を手入れすれば、シカや熊などの動物が近づきにくくなり、日当たりや風通しがよくなれば蛭も住みにくくなります。